コーヒーポッドと熊のヒゲ

世界のかたすみで何かしらつぶやく
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毎週金曜夜10:30〜東京MXにて放送中。よきかなよきかな。
ニットで仏画となと思ったら、最近の手芸界隈では円形モチーフのことをマンダラというそうで、丸モチーフのデザイン集だった。著者が外国人のせいか、色使いがひと味違う。
ネコだもの。
いつのまにか、電子メモパッド市場ができてた。
読んだ。従来的な意味での風俗小説として読むと、おもしろかった。
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【雑誌】Pen 2010年5/15号
5月2日の読売新聞に広告が出ていて、興味を引かれたので、
特集の「神社とは何か? お寺とは何か?2」だけざっと読んだ。

観光案内的なものではなかったが、鑑賞入門みたいな感じだった。
神社の建物の特徴や構成要素の名前、
具体例として神社を挙げて、その由来や特色などの解説があった。
ピラミッドを墓ではなく、
巨大建造物ととらえるのと同じような視線だった。
そこに宗教性を感じずに、芸術作品ととらえるというのは
いいんだか悪いんだかよくわからなかった。

神仏分離についても触れられていたが、
あくまでも建物の由来を知り、
深く鑑賞するためのポイントとして教科書的に触れられているだけで、
神仏分離によって、日本人の宗教観がどう変わったか、
近代国家を形成していく上でどのような影響があったかといった
突っ込んだ話は当然なかった。

知りたいことは書いてなかったが、本誌はどういう雑誌なんだろう。
知識で身を飾るみたいな感じだろうか。

【/~\Fujisan.co.jp】Pen(ペン)2010/05/15号
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【本】声に出して活かしたい論語70(三戸岡道夫 写真:塩塚邦夫)
声に出して活かしたい論語70ページ冒頭に、見出しのように論語の読み下し文が書かれ、それについて編著者の解釈、解説が書かれたもの。解説といっても、編著者の感想のような感じだった。

市場原理主義的な傾向など、昨今の風潮に不満があり、それに対する、編著者の気持ちを代弁する言葉を論語から選んできているように感じられた。論語の思想を読み解いているわけではなく、声に出して読んでみたいと思うほど感銘は受けなかった。

編著者は盛んに論語は実践的だと書いていたが、思いやりを持てとか、礼儀正しくしろとお題目ばかり聞かされているように感じられ、何をどう活かせばいいのか示唆するものがなかった。

おそらく実際の論語は、説教とは違うものだと思う。
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【本】戦国ファッション絵巻
戦国ファッション絵巻―戦国の魅力、いにしえのファッションで徹底解説! (マーブルブックス)戦国時代の服装をファッション誌のパロディー風に紹介した本かと思って、手に取ったが、武士から庶民まで幅広く戦国時代の服装を解説したまじめな本だった。

服装の成り立ちや構造などが、専門家の目線ではなく、専門家の話を聞く素人の目線で書かれていて、親しみやすかったし、わかりやすかった。特に、1ページ分の大きさのイラストで、服がどう着用されているのか見た目にもわかりやすかった。ここまできたら、後ろ姿のイラストも欲しかった。

ただ、洋服を着るような感じで描かれているせいか、イラストなのに和装を着こなしておらず、かっこわるかった。冒頭の甲冑をつけた武田信玄などは、余興でうっかり甲冑を着てしまった中小企業の社長のようだった。

当時、庶民の服はごわごわした麻で作られていたそうで、洗濯の際には、たたきつけたり、激しくたたいたりしていたそうだ。逆にいうと、そうしないと洗濯にならないぐらい、ごわごわした麻だったらしい。こんなようなちょっとした知識もたくさん書かれていて、意外と内容の濃い本だった。

類書を探したが、一つの時代の服装を1冊にまとめた本というのはあまりないらしく、見つからなかった。戦国時代だけでなく、鎌倉時代や平安時代の服装を解説した本も読んでみたいと思った。
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【本】女性の品格(坂東眞理子)
まえがきにある「現代の社会のなかで女性の生き方、役割が大きく変わり、伝統的な道徳が通用しなくなったにもかかわらず、新しい基準が確立せず、混乱が見られる」という問題意識はもっともだと思ったが、内容は、「新しい基準」を提案したものではなく、「伝統的な道徳」を働く人に当てはめたものだったように思う。



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【本】学校では教えてくれない風景スケッチの法則(増山修)
風景スケッチのテクニックを14の法則で解説。
ガッシュというのは、学校の授業で使われている絵の具のことだそうだ。どんな特殊なものかと思った。

著者が元ジブリとのことで、作品集的なものかと思ったが、そんなことはなく、空間の広がりや立体感を出すためのポイントがわかりやすく解説されていた。

初心者の(というか、ほとんど描いたことのない)私にもこれなら描けるかもと思った。初心者にそう思わせた点では、いい本だと思う。ただ、形の取り方や消失点についての説明があまり詳しくなく、この本だけで実際にスケッチをするのは難しそうだった。この本が参考になるのは、ちょっと描いてみたけど、風景の雰囲気がうまく出せなかった人ではないかと思う。

風景スケッチで重要なのは、空間の広がりをどう表現するかということのようだった。見たままを描きましょうとよく言われるが、それは目に映った映像ではなく、見たときの印象をどう再現するかということなのだと読んでいて思った。

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【雑誌】芸術新潮2009年10月号
特集は「梅原猛が解き明かす古代出雲王朝」。
梅原は、「古事記」「日本書紀」に記載の出雲神話は、大和王朝内の政争を仮託したもので、出雲王朝はなかったと思っていたが、近年の考古学上の発見から、出雲王朝の存在を確信するにいたったそうだ。出雲神話を読み直し、古代出雲王朝の歴史を読みといていた。

ヤマタノオロチは、越地方を治め、出雲も勢力下に置いていた豪族のことで、スサノオはそれを倒して、出雲を解放し、出雲王朝の創始者になったなどなど、出雲神話を魅力的に読みといていた。梅原の説が正しいかどうかはわからないが、推理小説の謎解きを読んでいるようなおもしろさがあった。このことについて本を刊行予定ということで、その本が読みたくなった。

ほかには、乱歩歌舞伎を今月(10月)上演する市川染五郎のインタビューが載っていた。

芸術新潮のサイトヘ

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【小説】魔王(伊坂幸太郎)
カリスマ的な政治家の出現で、大衆が同じ方向に向かされてしまうことに恐怖を感じた兄の行動と、その後の弟夫婦の生活が妻の視点から描かれている。

政治的なメッセージがあるようなないような、メッセージがないとすると何がやりたかったのかわからず、読後はキツネにつままれたようだった。Amazonのレビューを見ていたら、この小説はSFホラーだという書き込みがあり、なるほどと思った。ホラーなのに、不気味さや主人公たちが感じた恐怖が伝わってこなかったから、材料にすぎないはずの政治の部分がきわだってしまったのだと思う。

マンガ化されたもの(「魔王 JUVENILE RIMIX」)を先に読んでいたが、マンガ版は設定を変え、小説にはなかった殺し屋の暗躍にページを割いて、小説に比べるとわかりやすいエンターテインメント作品になっていた。メッセージ性を強く打ち出していたが、小説と同じく、集団が同じ方向に流されていくことに対する恐怖がうまく表現されておらず、そこにまつわるメッセージ自体は中途半端になった印象だった。

伊坂 幸太郎
コメント:ハードカバーのを読んだが、文庫版はまたちょっと違うそうで、文庫版も読むかどうか迷い中。

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【本】虫といっしょに庭づくり
農薬と化学肥料を使わないオーガニック・ガーデンを造る方法を、虫に焦点を当てて解説。

農薬と化学肥料を使わない庭づくりというのは、庭に生態系を作って、肉食の虫などに草食の虫を食べてもらうということのようだ。虫が大量発生するのは、虫が大量発生しやすい環境だからという視点は新鮮だった。殺虫剤を使うにしても、なぜこの虫が大量発生しているのかと考えると、環境を整えるヒントが得られるような気がした。

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【雑誌】ブレーン2009年8月号
読売新聞朝刊1面の広告で見て、気になってはいたので、特集の「社会を変える体感型デザイン」という座談会だけだが読んでみた。

最初に、座談会の参加者に、社会を変えるつもりで仕事をしていないと言われてしまい、体感型デザインと社会を変えることを結びつけられないまま座談会が終わってしまった。もっと体感型デザインについて詳細に聞くとかすればよかったのではないかと思うが、参加者の仕事の宣伝にとどまった印象があり、仕切りもあまりよくなかったように思う。

読んでみて、現場の人に評論家的な発言を求めてはいけないとか、どんなことからでも自分の仕事の売り込みにつなげるようにしゃべらないといけないんだなとか思った。

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【本】国家・個人・宗教(稲垣久和)
小泉政権時の度重なる靖国神社参拝と安倍政権時の教育基本法改正に対する問題意識から、公(国家)と私(個人)の二元論から脱却し、公と私の間に公共圏を作り出す必要性を説いていたらしい。「らしい」と書いたのは、著者の言っていることがほとんどわからなかったので。

昔は、学者の言っていることがわからないのは自分の知的レベルが低いせいだと思ったが、図々しくなったせいなのか、難解なものに価値を認めない世の中になったせいなのか、読者に伝えようという姿勢が感じられないとか、ひとりごとを新書で出すなとか思った。
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