12日の読売新聞朝刊の家庭欄に、15歳の人からポケモンGOについて書いた投書が載っていた。近所でも今まで行かなかったところに行ったとか、歩きスマホでなくプレイできるとか、自身の体験をもとにポケモンGOを擁護する内容を、押しつけがましくなく、過不足のない文章で書いていて、さわやかな読後感だったが、ポケモンGOをたたいている人がこれを読んだら丁重に見なかったことにするだろうと思うような、もう一押し足りない感じだった。ただ、これでもう一押し押してしまうと、さわやかさはなくなってしまうと思うので、難しいところ。
というのはともかく、散歩のお供になるようなゲームなりアプリなりは、これから需要がありそうだと思ったけど、どういうものになるのかは全然想像できない。と言いたかっただけだった。
・笑点
広島に出張。
演芸は、アンガールズ。いつまでこんなことやってんのかなと思った。
・松重豊人情紀行−美味しいブラジル2016
番組前半を見た。
「孤独のグルメ」で、いつもおいしそうに食べている松重豊が、ブラジルで食べ歩く紀行番組。例によって具体的な内容は覚えていないが、言葉にするより体現するほうがうまいみたいだった。
・日曜討論
「与党勝利 日本政治を読み解く」
参院選の結果を受けて、専門家が参院選の結果と今後の日本政治の動向・課題について議論したような。
今回の参院選は釈然としないものが残り、それは何なのだろうと思っていたのが、専門家の議論によってだいぶ整理されたと思ったのだけど、ほとんど覚えていない。きっかけがあれば、この番組で聞いたということは忘れた状態で思い出すと思う。
覚えているのは、参院選はどの党もそれなりに満足のいく結果だった、メディアの採り上げ方が少なかったという発言と、たしか憲法改正と選挙改革については話してたということ。
メディアの採り上げ方が少なかったというのは、選挙期間中あまり盛り上がっていないような気がしていたが、最近、ニュースとかをあまり見なくなったせいかと思っていたので、本当にそうだったのかと驚いた。選挙は、メディアが関心を持って採り上げないと、大政党有利になってしまって、国会における価値観の多様性を確保できない原因にもなり、メディアにはもっとしっかりやってほしかった。
・江戸の旋風III
「はぐれ者の子守唄」
水野久美が出ていたような気がする以外のことは思い出せない。
・ブラタモリ
「会津磐梯山」
お題は忘れてしまったが、磐梯山のふもとに広がる五色沼がなぜいろとりどりなのかについて、成り立ちから説明していた。
磐梯山では、わりと最近、山体崩壊があり、その影響でpH度の違う沼がいろいろできたという話だったと思うが、今回、山体崩壊にタモリ大興奮で、その楽しそうな様子を見ていて、心がなごんだ。
・キズナイーバー
最後の2話
キズナ実験の首謀者は、人とつながり、その痛みを引き受けることで、世界平和を、ひいては友達を取り戻そうとあがいていたが、とうとう世界中の人とのつながりを求めて、暴走する。
ということではなかったのかもしれない。
人工的につなげられてしまった高校生たちの友達作りの話だった。今の日本では、どんなものでも多かれ少なかれ独りよがりなので、内にこもって、他者への広がりに欠けるという意味で独りよがりと言うのは難しいが、そういう感じだった。今、学生だったら、また違うふうに思っていたかもしれないが、仕掛けが大げさすぎて、何がやりたいのかよくわからなかった。
・立花登青春手控え
第5話「老賊」
牢医師の立花(溝端淳平)は、ある日、見回りの最中に、老いた盗人(寺田農)から娘の様子を見てきてくれと頼まれる。しかし、教えられた長屋へ行くと、娘はすでに引っ越しており、立花一人の力では探し出せず、懇意の岡っ引き(石黒賢)に助力を仰ぐ。
娘が引っ越したことを話す長屋の住人の役でふせえりと円城寺あやが出ていた。昔だと、端役の人がやるような役を、そこそこ名のある俳優がやらなければならないのかという驚きがあった。
原作だのみで、それ以外何もないため、話の推移を説明しただけの味気ないものになっているような気がする。